CRCとして病院に出張してるとたまにお菓子なんて頂くときがある。 もちろんその病棟や外来に患者さんが持ってきて、職員では 食べきれないからCRCさんにもどうぞ〜という感じのものだが。 クリスマスの日、外来の患者さんがケーキをホールで持ってきた。 あまり、ホールでケーキを頂くことなんて外来では珍しいらしく 包丁もなければ、取り皿もフォークもない・・・。 ちょっと困った外来婦長さんは、「あ、そうだ!」などと言って 晴れ晴れとした表情でケーキを取り分け始めた。 わわわっ・・・・。ふ、婦長サン。。。そ、それは!!!! なんと包丁の代わりに舌圧子を使っていたのだ!!! たしかにディスポの木の舌圧子、清潔だとは分かっていても なんだか・・・。そのうち、ペーパーの上にケーキが一人分ずつ 置かれ、一人一人に舌圧子という名のフォークが配られたのは いうまでもない。美味しそうなケーキだったのにちょっと 遠慮したい気持ちになった。メリークリスマス。 |
これはCRCの話とは別になるが、お友達の話である。 その子はチョコとかちょっとしたプレゼントをもらうと 本当に嬉しそうな顔をして 「わー ありがとう!チョコレート大好きなんです!!」とか 「わー 嬉しい! ミッフィーちゃん大好きなんです!」と 必ずコメントをするかわいい人である。 ある日会社の販促品であるマグライトをその子に渡すと いつものように嬉しそうな顔をして 「わー ありがとう!マグライト大好きなんです!!」と いつものセリフを言っていた。 ・・・・・マグライト大好きな人ってどんな人だよ。 ほんの少し空気が冷たく感じた。 |
またCRFの話になってしまうが・・・。 ○みちゃんというとてもしっかりもののCRCで、尊敬ばりばり の人と一緒に仕事をしていた時のことだった。 モニターさんにCRFを提出する時に責任医師の署名と日付を もらおうと考えて準備をしていたとき、ついでに表紙に CRCの署名と日付を書き込んだ。○みちゃんが書き込んだ後、 私も書き込もうとした。えっとぅ私の書く欄はぁ・・・! おぉぉぉぉぉ!!!!○みちゃん!!!! なんと○みちゃんは治験責任医師の署名欄にさくさくーっと 自分の署名を書いて私に渡していた!@@! 責任医師に訂正してもらったが、くすくす笑われていた。 |
業界の人でないとわかんない話だが・・・。 CRFには医師でないと書けない部分がある。 被験者の治験中止に伴い備考欄にどうしても 医師のコメントが必要になった。 付箋に【コメント必要】と書いて医師に記載依頼した。 すぐに対応してくれたのだが、おぃおぃ。 「先生ーーーー!!!」思わず私は叫んでいた! CRFにそのまま【コメント必要】って・・・まじ? 私が固まっているのに気がついた医師は 「え?間違ってる?どこどこ?」とかおっしゃりました! 勘弁してよ〜〜〜〜。と思いながら私はCRCだった。 「先生、中止に至るまでの理由が欲しかったんです。 紛らわしい書き方してしまってすみませんでした。」 と我ながら二面性のある私に合った仕事だなと実感した。 それから私は【コメント必要】など抽象的なことを書かず コメントの内容を付箋に書いて対応するようになった。 こうしてCRCは賢くなっていくのだろう。 |