|
TOP
|
番外編
|
|
第01章
|
第02章
|
第03章
|
第04章
|
第05章
|
第06章
|
第07章
|
第08章
|
第09章
|
第10章
|
|
第11章
|
第12章
|
第13章
|
第14章
|
第15章
|
第16章
|
第17章
|
第18章
|
第19章
|
第20章
|
|
第21章
|
第22章
|
第23章
|
派遣・紹介会社(企業ナース)
看護婦として働いてきた人たちには あまり馴染みのない派遣・紹介会社。
しかし、実際に 私は5カ所に登録している。
ここでは 東京における派遣・紹介会社について述べる。
今回、企業に就職できることになったのは、紹介会社のおかげである。
はじめは 自分の力で見つけようなど思って、いろんな企業の
情報を得て面接に行くことが多かった。
しかし はやり就職難で、倍率が高い。
2次・3次試験などあるために 就職活動が結果待ちになれば
かなり時間がかかる。
大手の会社は かなりの確率で2次試験を経て 3次試験で
面接となり、合否をさらに時間をかけて検討する。
そこで、雑誌や書店の広告にある派遣・紹介会社に登録し、
どのような条件でどのような仕事がもらえるか分かった。
長期・短期・単発の パート・アルバイト・正社員で
雇用の形態は様々である。
派遣・紹介会社には 大きく分けて2種類ある。
◎一つはかなり大きい規模の会社で、主にパソナや
キャリアスタッフなど 大手のパソコンの技術者や
OAスタッフを募集している会社の一つの部門で
メディカル部門を設けているところ。
どういうわけか、HPを派遣会社が所有してるにも関わらず、
メディカル部門の詳細について紹介しているPAGEはない。
が、どれだけの規模の会社であるか、実績がある会社であるかなど
わかり、また 派遣という形で仕事するシステムなどが
わかりやすく説明されているので 理解しておこう。
仕事の内容は
●単発の場合
イベントにおける救護ナース(イベント期間中)
旅行付き添いや1週間だけの企業検診時ナースなど
●中期・長期の場合
長期にわたるイベントの救護ナース(イベント期間中)
企業における健康管理室のスタッフ
薬品・もしくは第3者的会社のスタディナース
などが 依頼があったり紹介で聴いた内容だ。
派遣という形であるが、3ヶ月ごとに更新という
システムで契約しているところが多く、特に、OAや
PG・SEを募集している大手会社からの依頼が多い。
やはり 企業自体で募集をかけるよりも コストが
かからないし、雇用は派遣会社の職員となっているため、
状況によって3ヶ月ごとに人選できる点なども考えると
派遣会社を通してるところが多くなってきている。
ただ、仕事が確実に依頼されるには 少々時間を要し、
登録時に条件にあった順番で紹介に至る。
通してナースを募集しているところが多くなっている。
◎さらにもうひとつ看護婦などの医療スタッフを専門にしている
派遣会社がある。
大手の派遣会社と違うのは、派遣会社が独自で契約を結んだ
お得意さま企業というのが必ずある。
ネームバリューがなくても信頼のある派遣会社を選ぶ必要がある。
普通の病院や検診センターなどの看護婦の紹介をしていることが
多いが、それでも自分の希望にそった企業があるかどうか、
一度出向いたり、電話で相談すると参考になる。
HPを持っている会社もあるが、内容は怪しかったり、形だけ
だったりする。しかし、それだけで判断してはならない。
また、HPを持ってない会社がほとんどで 情報は 自分の足で
会社に出向き 自分の目で判断するほうがいい。
自分がどのように仕事をしたいかで 紹介先が変わってくる。
自分が何をしたいのが なぜそれがしたいのかを明確にして、
派遣・紹介会社にしっかりと希望を述べる。
仕事は自分で探し出すものである。
たとえ、未知の世界だからといっても 少しでも可能性があれば
悩まないで 行動に起こすべきだ。
私のように 美味しい話があるかもしれない。
大学卒でもなく、保健婦や安全管理者・ケアマネの資格もない私でも
こうして前向きに いろんな活動をして得ることがある。